linuxでシェルの設定を変更したい(エイリアスの設定、パスの設定、など)、という時に手順や設定ファイルの場所を忘れがちなので、残しておきます。
環境
- 作業ユーザー:[user]
- シェル:bash
作業内容
bash確認
まず起動シェルがbashかどうかを確認します。
(正直ここで詰まったため、記事を書き始めてます)
以下のコマンドでログインシェルを確認します。
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$ echo $SHELL |
これで出力が”/bin/bash”であることを確認します。
bashでなくても良いわけですが、今回はbashを想定しているため、/bin/bashでなかった場合、
多くの場合bashになっていますが、”/usr/bin/zsh”となっていた場合は、
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$ sudo vim /etc/passwd |
で、以下のように編集。
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[user]:x:~:~::/home/[user]:/bin/bash |
bashでなくてもいいものの、それ以外のシェルであった場合、後述の設定ファイルなども変わってくるため、別途確認が必要。
設定ファイルの場所
エイリアスやパスを設定するためのファイル(.bashrcなど)がどこにあるのか確認します。
以下のコマンドを実行。
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$ man bash |
すると下記のような記述あり。
つまり一般にbashの設定ファイルは以下となっていることがわかります。
/etc/bash.bashrc | どのユーザーもまずはここを読み込む |
~/.bashrc | 各ユーザーごとの設定ファイル |
また.bashrc内部を見てみると、初期で以下のような記述があったりします。
このようにエイリアス設定だけを書いた”.bash_aliases”などの設定ファイルを別途用意して、それを.bashrcから読み込ませるようにしたほうが、読みやすいかもしれません。
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